

目立つちがいから順に見ていきましょう。
全体的にTS6030と5030のちがいは、細かなちがいを含めると4つのちがいがあります。

TS6030/TS5030 比較 | ||
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型番 | TS6030 | TS5030 |
発売日 | 2016年9月 | 2016年9月 |
外観 | ![]() |
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用紙 | L判~A4 | |
インク | 5色独立型(染料+顔料) | |
インク滴 | 最小2pl | |
印刷コスト | 約15.1円(税別・大容量インク使用時) | |
印刷スピード(L判写真) | L判写真 約33秒 | |
印刷スピード(A4普通紙) | カラー…約10.0ipm/モノクロ…約15.0ipm | カラー…約9.0ipm/モノクロ…約12.6ipm |
解像度・画質 | 4,800×1,200dpi | |
対応OS | Windows Mac OS X | |
ネットワーク対応 | Wi-Fi(無線LAN)・USB | |
コピー | ○ | |
ファクス・ADF | × | |
スキャナ | ○ 1200dpi CIS | |
パネル | 3.0型TFT液晶/タッチ方式 | 3.0型TFT液晶/ボタン方式 |
自動両面印刷 | ○…はがき非対応 | × |
スマホプリント | ○ | |
自動電源ON | ○ | |
NFC | × | |
BD/CD/DVDレーベルプリント | × | |
メモリーカード | × | ○(SDカードのみ) |
給紙方式 | 前面と背面の2way方式 | 背面給紙のみ |
本体サイズ (横幅×奥行き×高さ) | 約372x315x139(mm) | 約372x315x126(mm) |
本体重さ | 約6.2㎏ | 約5.5㎏ |
参考価格 | 2万4781円 | 1万9323円 |
TS6030とTS5030の4つのちがい
TS6030はタッチパネルに対応
どちらも3.0のTFT液晶ですが、TS6030はタッチ方式、TS5030はボタン方式。2016年の新作は4モデル(TSから始まるPIXUSの新シリーズ)発表されましたが、TS5030だけ仲間外れにされたもようです。
TS6030は前面と背面の両方に給紙トレイを装備
TS5030は背面トレイのみです。(排紙トレイは前面。)TS6030は前面にも背面にも給紙トレイを2way装備。

その他、TS6030のほうが文書の印刷速度が少し速い。L判写真の印刷速度は約33秒と同等ですが、それが文書になるとA4カラーで約10.0ipm、約9.0ipmとTS6030のほうがやや書類の印刷速度が速いです。モノクロでは約15.0ipmと約12.6ipmのちがいでこちらも微妙にTS6030のほうが速いです。
さらに気づきにくい細微なちがいとしてTS5030はメモリーカードに対応する(SDカードのみ)という逆転現象もみられます。
全体で見れば、印刷面の基本スペックは同等でデザインもほぼ同じなので、以上の細かな違いもふまえつつ、使い勝手の良さで決めるとよいでしょう。操作パネルとトレイがちがうだけでずいぶん使い勝手は変わるものです。
まとめ
性能はほとんど一緒ですが、パネルがタッチ方式で給紙トレイが前面にも背面にも付いているTS6030のほうが何かと使い勝手がよいのでTS6030に軍配が上がりますね。
TS6030とTS5030の互換インクはある?
ちなみにTS6030・TS5030ともに対応互換インクは発売済みです。
互換インク未発売のモデルがあるのを考えると、どちらもリーズナブルに使えるプリンターと言えるでしょう。互換インクは本体ノズルにやさしい安心なものを使いましょう。
チップスの互換インクならISO認定工場で不純物除去を徹底しているため品質に信頼がおけます。ICチップ付なので純正インクと同じ感覚で使用できます。印刷品質がよいのは純正インクですが、チップスの互換インクなら純正と見分けがつかないほど高品質なので、渾身の一作には純正インクを、その他には互換インクを、といったぐあいに使い分けてみるとよいかもしれません。
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TS6030/TS5030 インク対応表 | |
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BCI-370(PGBK)-顔料 BCI-371(BK/C/M/Y)-染料 【標準5色セット】 |
BCI-370XL(PGBK)-顔料 BCI-371XL(BK/C/M/Y)-染料 【大容量5色セット】 |
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L判写真一枚につき20.0円 コスパ★★★★★
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L判写真一枚につき15.1円 コスパ★★★★★
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参考価格…4514円 |
参考価格…6458円 |