2018年秋に発売された新モデル「PIXUS XK80」は、旧モデルXK70と何がちがうのでしょうか。
まず本体のカラーが異なりますね。
本体のカラーのちがいの他に、XK80とXK70では、パネルの大きさをはじめ何点かのちがいがあります。購入の決め手になりそうなポイントを以下に3つ挙げていきますね。
(スマートフォンでは、左右にスクロールするか、
画面を横向きにすることで、表全体が見られます。)
XK80/XK70 比較 | ||
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型番 | XK80 | XK70 |
発売日 | 2018年9月 | 2017年9月 |
外観 | ||
用紙 | L判~A4 | |
インク | プレミアム6色(独立型) | |
対応インク | XKI-N11+N10 | |
印刷コスト | 約12.6円 | 約12.5円 |
印刷スピード(L判写真) | 約14秒 | |
印刷スピード(A4普通紙) | カラー…約10.0ipm/モノクロ…約15.0ipm | |
解像度・画質 | 4,800×1,200dpi | |
対応OS | Windows Mac OS X | |
対応ネットワーク | 有線×/無線○ | 有線○/無線○ |
コピー | ○ | |
ファクス・ADF | × | |
スキャナ | ○ 2400dpi CIS | |
パネル | 4.3型タッチ方式 | 5.0型タッチ方式 |
自動両面印刷 | ○ | |
スマホプリント | ○ | |
メモリーカード印刷 | ○(SDカードのみ) | |
PIXUS クラウドリンク | ○ | |
自動電源ON | ○ | |
手書きナビ | ○ | |
BD/CD/DVDレーベルプリント | ○ | |
ネイルシールプリント | ○ | × |
カメラダイレクト | ○ (Wi-Fi) | |
給紙方式 | 前面・背面 | |
給紙枚数 | 前面…普通紙100枚 背面…普通紙100枚/はがき40枚 | |
スマートトレイ | ○(排紙トレイ自動伸縮) | |
本体サイズ(横幅×奥行き×高さ) | 約373×319×140㎜ | 約372×324×140㎜ |
本体重さ | 約6.6㎏ | 約6.7㎏ |
パネルの画面サイズが異なる
XK80は4.3型のタッチパネル。前モデルのXK70は5.0型とXK80より少しばかり大きいです。ただし両モデル共、家庭用プリンターとしてはかなり大きいパネルサイズと言えます。できるだけ大きい方がいい人は、XK70という選択でいいんじゃないでしょうか。
ネイルシールプリントに対応するか
新モデルのXK80では、楽しいネイルシール印刷ができるようになりました。ネイルシールプリントに対応しているのはXK80のほうです。ネイルはやらない人は、前モデルのXK70でまったく問題ないでしょう。
有線LANに対応するか
XK80は有線LANに非対応、XK70は対応です。最近はWi-Fiルーターを設置して、プリンターも無線で接続することが主流になりつつあります。電源プラグだけでLANケーブル接続の必要がなくなるため、電源まわりがすっきりしたりプリンターの設置場所が自由になる(パソコンのすぐそば、ケーブルの届く範囲に置く必要がなくなる)ことから、いまや無線接続するのが当たり前になっているのかもしれません。
ですが、ユーザー環境によっては無線の場合、プリンターのデータ受信が不安定になったり、スキャナの読み込みに時間が妙にかかったりなど、有線の場合よりパソコンとの連携効率が落ちる場合もありますので、有線対応のほうが無難という考え方もできます。
まとめ
XK70が12.5円、XK80が12.6円と微妙に印刷コストが異なるなど、細微なちがいはありますが、おおむね両モデルは同じスペックとみてよいでしょう。特に印刷という面では、TSシリーズよりも印刷コストが安く、ワンランク上のプレミアムなインクを採用していますのでまったくもって同等です。おすすめは、本体カラーデザインの映える新モデルのXK80がですが、上記3点のちがいを中心に決めるなら、ユーザーによって結果が変わってくるかと思います。
もしネイルシールプリントが必要であれば、XK80に決まりですね。現在のWi-Fi環境に不安がある方は、無難を期して有線LAN対応のXK70(前モデル)がよいかもしれません。