プリンターの寿命って延ばせるの? 「寿命を延ばす待望の復活術!」をレビューします。
思い切って新しいモデルに買い替えるのが最もすっきりしますが、せめてあと半年は使いたいなどという場合にはこの延命術が有効です。また、本体を買ったのにすぐに印刷がかすれきれいにプリントできなくなった場合など、故障と言うよりノズルが一時的な目詰まりを起こした可能性が大きく、クリーニングの実行でまだまだ使えます。下記をご参照いただければうれしいです。
プリンター・複合機の故障の第一は、何と言ってもノズルの目詰まりです。
インクジェットプリンターはインクをノズル穴から、用紙に吹き付けるように印刷する方式のため、使用しているうちに、このノズルにインク滴が残留することで目詰まりが生じ、印刷不良を起こしてしまいます。たとえば、かすれやにじみ(赤っぽくなったり青っぽくなるなど)、特定の色が出ないなどの不具合が挙げられます。
ノズルは定期的にクリーニングを!
まず試してほしいのが、ノズルとプリンタヘッドのクリーニングです。ここ数年のモデルは、パネルの画面に出てくる「プリンターのお手入れ」という項目から進んでいきます。この方法は、プリンターにセットしてあるインクを「洗浄液」としてヘッドクリーニングを行なうというものです。
ヘッドクリーニングが完了しました。クリーニングが十分かどうかは、ノズルチェックをして確かめる。人間のからだに健康管理が必要なように、プリンターにも定期的な手入れというものが必要です。これがプリンターの寿命をのばすことにもつながるわけです。
不十分であれば、「ヘッドクリーニングを再度行う。→ためし印刷」で成否を確認します。
これを繰り返しているうちにノズル穴の汚れがとれて、正常に戻るという原理です。
ただし、インクを洗浄液としてクリーニングするわけなので、インクの消耗は覚悟しなければなりません。
寿命をのばすヘッドクリーニング専用液!
上記のクリーニングを繰り返してもまだがんごな汚れが残っている場合があります。ノズル内にインクが凝固し、インクが流れなくなっている症状です。上の方法では汚れが取れない場合は専用の強力クリーニング液をおすすめしたいです。これがプリンターの寿命をのばすことにつながります。
上記のプロセスを、メーカーの純正インクでなく他社が発売している専用のクリーニング液で行ないます。印刷用のインクカートリッジを取り外して、代わりにスロットにカチッとはめこむだけのカートリッジタイプが使いやすいでしょう。
管理人は「こまもの本舗」のノズル洗浄専用カートリッジで寿命をのばすことに成功しました。エプソンの業務用でも、写真印刷用の家庭用でも、ともに復活しました。特に家庭用はたまに使用する程度で使用頻度が少ないため、とかくノズル内に留まっているインクが乾燥して詰まりがちです。ですが、この洗浄液を使うと元気に復活します。
クリーニング後すぐに復活しなくても、数時間程度時間を置くとあっさり直っているケースもあります。また、一度だけでやめずに、クリーニングのプロセスを二度三度と繰り返すうちに直る場合もあるので、根気よく続けることも必要です。
著者の場合、今まではノズルの調子が悪くなればメーカーに修理依頼をしていましたが、それを二度回避することができました。たとえば今お使いのプリンターを、次のモデルが発表されるタイミングまで延命するために洗浄液を使うのも十分に考えられる手立てだと思います。
またいいものを見つけたら記事にします。
それではよいプリンターライフを。