みなさん。こんにちわ。家電ライター&複合機マニアのジョニです。
キヤノンG7030とG6030はどこがちがうのか調べてみました。どちらも2019年に発売された、巨大インクカートリッジを標準搭載したギガタンクモデルです。
一本のボトルインクで、モノクロなら交換なしで6600枚(エコノミーモードでは8000枚)、カラーは7700枚も印刷できてしまうので、インク持久力では、従来の家庭用モデルの比ではありません。
※キヤノン公式HPより
ポスターやカラー写真、シールなどを美しく仕上げるのに適したモデルではありませんが、頻繁なインク交換にうんざりしている方や、A4の書類をある程度は美しく大量に印刷したい方にはこのGシリーズがおすすめです。(一応は、こちらも写真もはがきもそこそこには印刷できますよ。)
G7030とG6030の実質的な違いはたった1つに集約されるので、以下で確認していきましょう。
G6030には、カラーバリエーションが2色あり、ブラックとホワイトから選択できますが、この点を除くと大きな違いは1点に絞られます。購入を迷っている方は、ぜひご一読ください。
★では、さっそく表をみてくださいね。
(スマートフォンでは、指で左右にスクロールするか、
画面を横向きにすることで、表全体が見られます。)
型番 | G7030 | G6030 |
---|---|---|
外観
|
||
最高解像度 | 4800×1200dpi | 4800×1200dpi |
インク色数 | 4色/独立 ボトルタイプ
ブラック…顔料 その他…染料 |
4色/独立 ボトルタイプ
ブラック…顔料 その他…染料 |
対応インク | 30番 | 30番 |
パネル | モノクロ液晶(2行表示) | モノクロ液晶(2行表示) |
インターフェース | 有線・無線LAN | 有線・無線LAN |
給紙方式 | 前面トレイ1段・背面トレイ有 | 前面トレイ1段・背面トレイ有 |
給紙枚数 | 前面250枚
背面100枚 |
前面250枚
背面100枚 |
A3印刷 | × | × |
自動電源ON/OFF | ○/〇 | ○/〇 |
自動両面印刷 | 〇(はがき非対応) | 〇(はがき非対応) |
レーベルプリント | × | × |
コピー・スキャナ | 〇 | 〇 |
ファクス・ADF | 〇(片面/最大35枚) | × |
印刷コスト | モノクロ普通紙…約0.5円
カラー普通紙…約1.0円 |
モノクロ普通紙…約0.5円
カラー普通紙…約1.0円 |
印刷速度(普通紙モノクロ) | 13.0ipm | 13.0ipm |
印刷速度(普通紙カラー) | 6.8ipm | 6.8ipm |
印刷速度(L判) | 約37秒 | 約37秒 |
横幅×奥行×高さ | 約403×369×234㎜ | 約403×369×195㎜ |
重さ | 約9.6kg | 約8.1kg |
廃インクタンク | × | × |
G7030とG6030の大きな違いはファクス・ADF機能
G7030の上部には、書類を自動で流し込めるADFと、ファクス機能が標準装備されています。カラーバリエーション(G6030にはホワイト有)やその他の細かな違い(本体の寸法と重さ)も含めるといくつかあるのですが、両モデルの基本スペックは同等で、大きな違いはファクス・ADF機能の一点にしぼられるでしょう。
ファクスは、近年PDFなどの普及によって、使用する機会はめっきり減りましたが、ADFは書類をスキャンするときやコピーをするときに、自動的に書類を送ってくれるので、まとまった量(G7030は、35枚のA4用紙を上部の専用トレイに設置、ボタン一つで一気に自動で流し込めます。)をコピーしたいときに重宝する機能なので、この点を中心にどちらにするのかを検討するといいと思います。
G7030とG6030の主な違いは、ファクスとADFですが、ADFが必要かどうかで検討するとよいでしょう。
では、快適なプリンターライフを。
Canon インクジェット複合機 GIGA TANK G7030