【エコモデル選択】EW-M973A3TとEW-M873Tの違いは?
家電ライターのジョニです。こんにちわ~。
エプソンより2020年12月~2021年2月新発売のEW-M973A3T(上位モデル)とEW-M873T(セカンドモデル)のスペック比較をしてみたいと思います。というのも、エコモデル(エコタンク搭載モデル)が流行り始めてからというもの、まだ年数が浅く、使用経験のないユーザーのとまどいも大きいのではないかと思うからです。
エプソンのエコモデルは、顔料ブラックと染料ブラックの2種類のインクを採用しているので文書印刷も引き締まった印刷ができるのが特長です。
エコモデルは、インクのコストパフォーマンスが従来の家庭用モデルに比べると、格段に良くなっており、インク代を気にせず、好きなだけ印刷できるパフォーマンスの高いお得なモデルです。
EP-883Aを筆頭とした一般的な家庭用プリンターに比べると、インク代が節約できるのはもちろん、文書印刷をくっきりできるのがメリットです。写真は家庭用モデルのほうがはるかに鮮やかに印刷できますが、文書印刷はこちらのほうが優れています。家庭用モデルはすべて染料インクのみで、顔料インクが含まれていないため、あまり文書印刷がくっきりしない(文字が茶色っぽい印刷結果になります)のがデメリットなのです。
以上のエコタンクモデルのメリットを踏まえつつ、表組で基本スペックを比較してみましょう。左が上位モデル、右がセカンド(下位)モデルです。
(スマートフォンでは、左右にスクロールするか、画面を横向きにすることで、表全体が見られます。)
型番 | EW-M973A3T | EW-M873T |
---|---|---|
外観 | ||
最高解像度 | 5760×1440dpi | 5760×1440dpi |
インク色数 | 6色(顔料+染料) 独立 | 6色(顔料+染料) 独立 |
対応インク | トビバコ | トビバコ |
パネル | 4.3型タッチ方式 | 4.3型タッチ方式 |
インターフェース | 有線・無線LAN共に対応 | 有線・無線LAN共に対応 |
給紙方式 | 前面…2段・背面…あり | 前面…2段・背面…あり |
給紙枚数 | 前面…150枚 背面…1枚 | 前面…150枚 背面…1枚 |
A3用紙 | 〇 | × |
自動電源ON・OFF | 〇 | 〇 |
自動両面印刷 | 〇 | 〇 |
レーベルプリント | ○ | ○ |
ダイレクトプリント | USB…〇 メモリーカード…〇 | USB…〇 メモリーカード…〇 |
コピー・スキャナ | 〇 | 〇 |
ファクス・ADF | × | × |
印刷コスト(大容量) | × | × |
印刷コスト(標準) | 約6.9円 | 約6.9円 |
印刷速度(L判) | 約19秒 | 約19秒 |
横幅×奥行×高さ | 約523×379×169㎜ | 約403×369×162㎜ |
重さ | 約11.1㎏ | 約8.4㎏ |
型番が両モデルの最も大きな差異を表している模様。A3用紙に対応するのは上位モデルの「EW-M973A3T」のみになります。
まとめ
上の表からわかるように、EW-M973A3TとEW-M873Tの最大のちがいは、A3用紙に対応するかどうかです。それに伴い、上位モデルの方が若干本体サイズが大きめになります。上位かセカンドモデルで迷われている方は、日常でA3印刷が必要な場面があるかどうかで決めるとよいと思います。ポスター作りをしてみたい方は、A3印刷が必要になると思いますので、思い切って上位モデルのEW-M973A3Tを購入するとよいでしょう。
EPSON カラー複合機 エコタンク搭載モデル EW-M973A3T
EPSON A4カラー複合プリンター エコタンク EW-M873T