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【暴露】TS8730とTS8630の4つのちがい|2023‐24モデル比較

家電ライターのジョニです。TS8730(新モデル)とTS8630(旧モデル)の違いについて、専門的でわずらわしい説明を省き、購入時に重要なポイントに絞って解説しています。
PIXUS TS8730

 

PIXUS TS8630

 

 

PIXUS TS8730|旧モデルTS8630との違いって!?

みなさん。こんにちわ。家電ライター&複合機マニアのジョニです。

購入するときのポイントになる4つの主なちがいについてレビューしてみました。

 

TS8730とTS8630の主なちがいは4つです。

 

 

結論から述べるなら、新しく追加された機能が2つ。削除された機能が2つあります。大きなちがいではないのですが、ユーザーによってはコレが重要なんだよっ!! ということもあり得ますので、最後までざっと読んでみてくださいね。

 

(スマートフォンでは指で左右にスクロール、または画面を横向きにしていただくことで表全体が見られます。)

TS8730/TS8630 比較
型番 TS8730 TS8630
発売日 2023年10月 2022年10月
外観
用紙 L判~A4 L判~A4
インク 6色 6色
対応インク BCI-331+330

6色独立型(染料+顔料)

BCI-331+330

6色独立型(染料+顔料)

印刷コスト(L判写真) 約22.9円
(税込・大容量インク使用)
約22.9円
(税込・大容量インク使用)
印刷スピード(L判写真) 約10秒 約10秒
印刷スピード
(A4普通紙カラー)
約10.0ipm 約10.0ipm
印刷スピード
(A4普通紙モノクロ)
約15.0ipm 約15.0ipm
解像度・画質 4,800×1,200dpi 4,800×1,200dpi
有線LAN × ×
Wi-Fi(無線LAN)
自動電源ON
スマートトレイ ○ 排紙トレイ自動伸縮 ○ 排紙トレイ自動伸縮
スマホからのプリント
トークプリント
PIXUS クラウドリンク
プリント枚ル
サービス
自動両面プリント
給紙方式 前面と背面の2way方式 前面と背面の2way方式
給紙枚数 前面…普通紙100枚

背面…普通紙100枚・ハガキ40枚

前面…普通紙100枚

背面…普通紙100枚・ハガキ40枚

コピー
スキャナ ○ 2400dpi CIS ○ 2400dpi CIS
ファクス・ADF × ×
パネル 4.3型TFT液晶 タッチ方式 4.3型TFT液晶 タッチ方式
メモリーカード印刷 ○ SDカードのみ ○ SDカードのみ
手書きナビ
トレイ印刷 レーベル レーベル/ネイル
カメラダイレクト × ○(Wi-Fi)
本体サイズ(横幅×奥行き×高さ) 約372×345×142(mm) 約372×345×142(mm)
本体重さ 6.6㎏ 6.6㎏
「Swich UI」 ×
分割コピー機能 ×
TS8730では、ネイルができなくなっている!

 

TS8730ではタッチパネルのカスタマイズと分割コピーが可能に!

キヤノン公式HPより。

TS8730TS8630は、外観はまったく同一のモデルで、同じインク型番が対応しており、印刷スピードやコストといった基礎スペックも同じです。いわゆるマイナーチェンジといった変更でここ1~2年どころか、5~6年は型番を変え、さも新しいモデルを出したかのような苦しいモデルチェンジをしている(もっとも、L判写真の高速印刷が可能になるなどの技術革新はあるんですが。)ので、「今年のモデルも去年とあまり変わっていないね。。」というのが正直な感想です。それでも一部は変わっているので画像や動画でピックアップしていきますね。ユーザーによっては、このちがいが重要だったりすることもあるでしょう。

 

★TS8730では、旧モデルのTS8630にはなかった機能が2点追加、その一方で、TS8630にはあった機能が2点削除されています。

 

◆TS8730から新しく追加された機能は以下の2点です。

①「Swich UI」というタッチパネルのカスタマイズ機能が追加

②  分割コピー機能が追加

 

TS8730
TS8730では、「標準モード」と「かんたんモード」を切り替えることができるようになった。操作性とユーザビリティが向上した。

 

 

「Swich UI」については、操作性とユーザビリティの向上といったところですね。操作時の迷いを軽減させたり、自分のよく使う機能を初期画面に移動させたりできます。たとえば、はがきコピーをよく使うという人であれば、通常の普通紙のコピーとはがきコピーのアイコンを初期画面に並べると、いちいちその都度、はがきコピーの画面に移動する手間が省けることで使い勝手がよくなるというわけです。利用頻度の高い人ほど重宝する機能と言えるでしょう。

分割コピー機能については、、一般の家庭用プリンターの印刷可能な規格(A4・B5)から自分の好みの大きさに拡大設定したうえで、いくつかに分解して印刷、それらを貼り合わせて大きなサイズの印刷物を作ることができる機能です。たとえば、手づくり感のある自社PRチラシやサークル活動の自作ポスター、自由研究の背景パネルを作るときなどに使える機能です。作りたいサイズをA3に設定し、A4×2枚に分割して印刷したうえで、中央から貼り合わせるとA3の大きめの印刷物が作れますね。もっと大きいサイズを作りたい場合は、A4×4枚とか挑戦してもいいかもしれません。

 

◆TS8730では削除された機能は以下の2点です。

①「ネイルシールプリント」というプリントバリエーションが削除

②「カメラダイレクト」が削除

「ネイルシールプリント」についてですが、これは数代前のTSシリーズから始まったプリント方式です。あまり使われる機能ではなかったのか、ユーザーからの不評を買ったのかはわかりませんが、最新のTS8730からは削除されてしまいました。ごっこネイルや、にわかネイルで楽しめることはあるのでしょうが、あくまで疑似ネイルであってマニュキュアを塗りデコレーションを盛る本格ネイルではありません。そういった事情から削除されたのではないかと推測されます。

 

でも、剥がす手間はネイルシールのほうがはるかに楽だと思われます。忙しいときは時短にもなりますし、本格ネイルと使い分ける楽しみだってあると思います。このような場合は、あえて旧モデルTS8630を選択するのもありでしょう。

趣味はネイルのおれは、TS8630イチオシ。

 

代々続いてきたネイルシールプリントだが、TS8730からは削除されてしまった。

 

②の「カメラダイレクト」についてですが、Wi-Fiルーターを経由せず、デジカメ本体とプリンター本体のみで直接的なワイヤレス接続ができるというものです。新モデルのTS8730ではこうした機能が削除されましたが、デジカメとWi-Fiルーターに接続すれば、それを経由して問題なく接続ができますので、Wi-Fiルーターが故障して使えないなどの特別な事情がない限り考慮する必要はないでしょう。

 

TS8730とTS8630には、主に4つのちがいがあります。

◆TS8730になって加えられた新しい機能が2つ

◆TS8730になってカットされた今までの機能が2つ

 

 

★そのほか、TS8730 では、「iPhoneやiPadからのWi-Fi設定が簡便になった」という細微な変更点がありますが、主な変更点は上記の4つであると考えてよいでしょう。

 

TS8630は発売から1年以上が経過しています。Amazonや楽天などでは値崩れが進行しているため、年末年始くらいであれば、最新モデルのTS8730より数千円程度安く購入できる(価格は時期により変動します)ことがありますので、本体価格の安さという点も考慮しておきましょう。

では、よいプリンターライフを。

 

 

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