みなさんこんにちわ。家電ライターの「ジョニ」です。
PIXUS TS5030S(2018年秋モデル)とTS5030(2017年秋モデル)とのちがいは何でしょうか。
TS5030Sはモデル型番に「S」が付いています。前モデルTS5030の発展型を表す「S」なのかもしれないと考えつつ、ちがいを調べてみましたが…。
TS5130SとTS5030のスペックを比べて見た。
とりあえず下の表をみてみてください。
スペシャルバージョンであることを期待しつつ比べて見たんですが。
TS5030S/TS5030 比較 | ||
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型番 | TS5030S | TS5030 |
発売日 | 2018年9月 | 2017年9月 |
外観 |
白・黒・灰の3色 |
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用紙 | L判~A4 | |
インク | 5色(独立型) | |
対応インク | BCI-370/371 | |
印刷コスト | 約15.8円 大容量インク使用時 | |
印刷スピード(L判写真) | 約33秒 | |
印刷スピード(A4普通紙) | カラー…約9.0ipm/モノクロ…約12.6ipm | |
解像度・画質 | 4,800×1,200dpi | |
対応OS | Windows Mac OS X | |
対応ネットワーク | Wi-Fi(無線LAN)※有線LANは非対応 | |
コピー | ○ | |
ファクス・ADF | × | |
スキャナ | ○ 1200dpi CIS | |
パネル | 3.0型TFT液晶 ボタン方式 | |
自動両面印刷 | × | |
スマホプリント | ○ | |
メモリーカード印刷 | ○(SDカードのみ) | |
PIXUS クラウドリンク | ○ | |
自動電源ON | ○ | |
手書きナビ | ○ | |
BD/CD/DVDレーベルプリント | × | |
カメラダイレクト | ○ (Wi-Fi) | |
給紙方式 | 背面のみ | |
給紙枚数 | 普通紙100枚/はがき40枚 | |
スマートトレイ | × | |
本体サイズ(横幅×奥行き×高さ) | 約372×315×126(mm) | |
本体重さ | 約5.5㎏ |
本体カラーバリエーションが増えたこと以外にちがいが見当たりません。なんと。中身は同一モデルのようです。白・黒に至っては外見も中身も同じみたいです。毎年秋は、各社のプリンターが季節の衣替えのように、いっせいに新しいモデルを発表する時期です。何もリリースしないわけにはいかないから、「とりあえず出しましたよ」というかたちにせざるを得なかったのだと推測します。
まとめ
TS5030Sは、前モデルのTS5030の発展型かと思ったのですが、中身はまるっきりいっしょのモデルでした。正体を暴いてしまったようで、キヤノンには申し訳ないようですが、カラーバリエーションを一色増やすだけであたかもモデルチェンジしたかのような体裁をつくろうのでなく、ボタン操作や給紙枚数の増加などユーザーが「これはいいかも!」と感じる機能アップをしてほしかったと思います。
で、価格面ではどちらがお得?
2018年末までは、前モデルのTS5030のほうが、発売から一年が経過し、値崩れが起こっているので、1万円以内で購入できます。TS5030Sがまだ2万円近くする(2018年10月末現在)ことを思うと、はるかにお得です。ただし、年を越すと両モデルの価格は逆転する傾向があるので、値崩れした前モデルを底値購入したいなら、年内が目処になるでしょう。
2018年内は、前モデルTS5030の購入がおトクです!
【値動き予報】2019年以降は旧モデルにレア感が出て値上がりし相場が逆転、TS5030Sのほうが安くなるでしょう。